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冬立つ頃となりました。朝、外に出ると吐く息がかすかに白くなります。昨日は立冬でした。秋分と冬至のちょうど中間にあたり、暦の上では冬に入りました。
夕方、来年の新築を考えておられるお客様が来社され、打ち合わせをしました。お子様は今のところお一人で、年齢もお若いのですが和室に「縁側」を設けることを希望されました。 思い返してみると、以前の家では当たり前にあった「縁側」が最近の家では見かけなくなってしまいました。 応接間にご案内する程でもないけど、ふらっと立ち寄って話をして行く人に、ちょっと腰掛けていただく「縁側」や「土間」が昔はあるのが普通でしたが、最近見かけなくなったのは人間同士の距離感の変化なのかも知れませんね。 家の設計をする時、あまりに平均点を求めてしまうと万人向きの誰でもほめる家になります。けれど、本当にそれで良いのでしょうか?新しい家が一体今迄の何をどう変えてくれるのか・・・。そんな話を通じて世界に一つだけの家をつくりたいと考えています。 今の不満を解消することで満足するレベルでなく、自分がそこで何をしたいのか、何ができるのかしっかり話し合いたいと思っています。 廊下などの通るためだけの空間はなるべく削ってムダを省く。そして価額を抑えたい。もちろん大切なことに変わりはありませんが、家の中に良い意味での遊びの空間があるとそれが住まい手の心のゆとりを生み、ご家族の成長に応じて使われる空間となります。ムダかも知れないけれど何か「ホッ」とする空間、それでも家族のために必要なムダであれば・・・。 さて、写真は私が育てている「シャコバサボテン」の鉢植えで、最近やっと花芽がつき始めました。お花屋さんには早めに開花したのが並んでいますが、普通に育てると11月の終わり頃に咲きます。今まではさぼっていましたが今年は5月の連休に植え替えしましたので、しっかり咲いてくれたら・・・と思っています。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 株式会社フジヒロ ホームページでは、施工例、イベント情報、現場見学会などの詳細がご覧になれます。 ↓ ↓ ↓ フジヒロのホームページへ
by k-fujihiro
| 2010-11-08 22:43
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