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「暑さ寒さも彼岸まで・・・」が死語になってしまいました。
先日のニュースステーションで「危険な暑さ」と言う恐ろしい言葉が報道されたのを見られたでしょうか?5月末から8月15日までに救急車で病院に運ばれた方の総数が3万件を突破し、亡くなられた方の数が132人に達したそうです。おそらく今まで経験したことがない出来事なのではないでしょうか。 こんな時にちょっと場違いな話と思われるかも知れませんが、冬場の入浴中の水死事故の事に触れたいと思います。 次のグラフは少し古いですが平成13年に厚生労働省が出した「人口動態統計」からの抜粋です。 浴室内での溺死が原因で亡くなられた方の数が3001人で、さらにその内2585人が65歳以上なのだそうです。 更に特筆すべきは次のグラフで、亡くなられた時期が夏よりも冬場に集中していることがお分かりと思います。 断熱性能が悪い古い住宅が多い地域程高齢者の方が多いですし、温度差による浴室での溺死の確率が高くなります。 「バリアフリー」と言うととかく床の段差に目が向けられますが、それにも勝るとも劣らず「温度差のバリアフリー」に目を向ける事が重要なのではないでしょうか。 断熱の良い家を求める事は収納やデザイン、キッチンの使い勝手などと違って目に見えないところの性能に注目する考え方です。何かお金をかけるのがもったいないような印象を持たれるかも知れませんが、命と引き換えに過ごす「危険な暑さ」よりもずっと高い危険性が冬に潜んでいるかと思うと、「もったいない」なんて言えないのではないでしょうか。命と引き換えになるのですから。
by k-fujihiro
| 2010-08-19 22:13
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